MTで3キャリア・対応サイトを簡単作成・配信するプラグイン。絵文字変換・画像変換・ページ分割を完全自動化

設定/グラフィックWebサービス

この内容はVer.1.30から適用されます

グラフィックWebサービスとは bookmark

グラフィックWebサービスとは、ケータイキット for Movable Typeにおける画像変換機能を外部のサーバで実行するための仕組みです。

例えば、Movable Typeを実行しているサーバにGDやImageMagickといったライブラリがインストールされていない場合や、画像変換にかかる負荷を外部のサーバに分散する必要がある場合に使うことができます。

グラフィックWebサービスのインストール bookmark

グラフィックWebサービスの動作環境 bookmark

グラフィックWebサービスを外部のサーバにインストールするには、次の要件を満たしている必要があります。

  • PHP 4.3.0以上がインストールされている
  • 次のグラフィックライブラリのいずれかがインストールされている
    • PHPから利用できるGD
    • ImageMagick 5.x以上

グラフィックWebサービスのインストール bookmark

KeitaiKit/phpディレクトリにあるGraphicConfig.phpを開き、グラフィックWebサービスを使う環境に合わせて次の変数の値を書き換えます。

$kg->convert
ImageMagickを使う場合はconvertコマンドのパスを指定します
$kg->identify
ImageMagickを使う場合はidentifyコマンドのパスを指定します
$kg->temp_dir
画像キャッシュファイルを保存するディレクトリのパスを指定します
$kg->php_graphic
画像ライブラリの種類を指定します
$kg->cache_expires
キャッシュの有効期間を秒単位で指定します

画像ライブラリの種類としては、次のいずれかを指定します。

im
ImageMagick 6.x以上
im5
ImageMagick 5.x
gd
GD

グラフィックWebサービスをインストールするサーバでPHPが参照可能なディレクトリに、から、次の4個のファイルをコピーします。

graphic.php
WebサービスのエントリポイントとなるPHPスクリプトです
GraphicConfig.php
グラフィックライブラリの設定を行うPHPスクリプトです
KeitaiGraphic.php
携帯に関する画像処理を行うPHPライブラリです
graphic_check.php
Webサービスの動作を検証するPHPスクリプトです

Webサービスの動作確認 bookmark

Webサービスがインストールできたら、インストールしたgraphic_check.phpにアクセスしましょう。

http://Webサービスをインストールしたサーバ/graphic_check.php

任意の画像のURLを指定し、「実行」ボタンをクリックすると画像が表示されること、設定した値によって画像の変換が行われることを確認してください。

ケータイキット for Movable Type側の設定 bookmark

Movable Typeにログインし、ブログ単位の設定にアクセスします。

グラフィックライブラリにWebサービスを指定し、WebサービスURLに次のURLを指定します。

http://Webサービスをインストールしたサーバ/graphic.php

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